増え続ける公園 進まぬ再生

9月12日日経より
公園の数は60年間で25倍になったが、2021年度の維持管理費はピーク時の9割
公園に出店した企業の収益を整備費に充てる制度の活用が進むものの、住民合意などを巡って明暗が分かれている

登場している例は、まず春日部市。公園の統廃合をはかっているようですが、住民が反対しているとか。さもありなんですね。
次にパークPFI(民間活力導入)の例。名古屋、渋谷の宮下公園が出てます。宮下公園は上が公園、下が商業施設です。あと大阪城公園なんかもPFIの導入例ですよね。
一方、静岡市、つくば市など住民が反対している例も紹介されています。静岡ではスタバが撤退したとか。スタバは私の知る限りでも富山、別府、福岡で公園内に出店してますよね。いずれも雰囲気のあるお店です。特に富山は一見の価値あり。

住民の理解を得るためにも丁寧な説明が必要と記事はまとめられています。

この記事内にはありませんでしたが、公園運営については、公園運営協議会みたいなものを立ち上げてそこが管理運営している例もあると聞きます。協議会的なものは横浜市などにはあったはず。

私的にはそうした委ね方もアリだと思います。で単にボランティアに清掃してもらって安く浮かそうではなく、その公園の土地をつかって収益をあげそれで維持費を補うことを地元のコンソーシアム的なところが行えば、地元にカネも落ち雇用も生まれるのではないでしょうか。実際、町内会がNPOまで立ち上げた例もありますし、どこでもできることではありませんが、やる気のあるところはそうした方向を目指してもいいのではないかと思います。

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